こんばんは、シオンです!
昨日は風の音がSEを作る中で大変だと言う話がありましたが、今回は前回の対談でちらりと出てきた歩く音の話から
14の中でも足音は特にこだわりがあるようで今回はその一部がわかる話となっております
それではどうぞ!
装備だけじゃない!足音の違いは種族の違いもある!?
足音もリアルに聞こえるように工夫されているようです
昔のゲームでの足音は同じ音を連続していたので機械的に感じるようになっていました
これをマシンガン効果と言われていて脳が不自然に感じてしまう現象が起こるそうです
マシンガン効果についてはこちら
FF14では10種類の足音の音源をランダムに発音させているようで、それによって私たちの脳は違和感を覚えずリアルな体験に引き込まれているとのこと
そのためFF14は足音フェチにはたまらないことになっているらしい
これに加えて、地面の違いによって出す音も変えていることと、第2弾対談でちらりと出てきた装備による音の違いによって足音だけでも表現の幅がめちゃくちゃ多い状態となっている
さらに、種族によって足跡のピッチ(周波数)を変えているので同じ場所の足跡でも背の低いララフェルなら他の種族に比べて軽めの音になっているのだとか
FF14はフォトリアルなゲームなので、日常の中の音はリアルに近づけて、戦闘音などはシンセサイザーなどの機械音で誇張した表現をするようにしているようです
いやほんと、これだけのファイル数どうやって管理しているんですかw
ジョブにもそういった事を意識しているので、踊り子の技のSEは音階のような表現になっているとのこと
各ジョブの技のSEはどんな意味合いのものなのかも気にしてみるのも楽しそうですね!
黄金のレガシーで出るピクトマンサーのSEはまさに絵の具で塗っている感のあるSEですよね!
同じ音楽制作でも歌とBGMはこんなに違う!
音楽制作の話では前山田さんの苦労話もチラリ
クライアントの要請により間奏の8小節を4小節に変更してほしいとあり、「は〜い!」となったりしたこともあったとか
コード進行的にはモヤモヤすることもあったりはしてもその後の制作を続けているうちに「まぁ、いっか」となったり、そもそもの元のコード進行も忘れてしまうこともあるとのこと
この話をしている時の前山田さん、説明するのに「曲作る方がいいですね」とあっさりと作曲したシーンはびっくりだった…
そしてここから音楽とBGMの違いについて触れられていました
音楽は最後に終わりがあるので問いを答えで返すというものになってはいるので1曲の中で物語が完結することも多い
また、クライアントの要望により調整をしていく必要があったりする部分や転調から戻らなくなることなどが大変だったりする
対してBGMは問いに対して答えを返したと思ったらまた問われるというループものなのでそこが大変
もちろんゲームの容量の都合上1曲1曲の長さに制限が課されていたりする上に違和感なくループさせないといけないのでそこも大変だったりする
同じ音楽制作の世界でも産みの苦しみはちょっとずつ違っていて、でもそれによって素晴らしい音楽が生まれているんだなと感動してしまいましたね
日本と海外のゲームへの価値観の違い
最後のほうでは日本と海外のゲームへの考え方の違いについても触れられていました
海外ではゲームはドラマ、アニメ、映画に並ぶ一大エンターテイメントとして扱われているとのことで、ファンフェスなどでも裏方の人たちへの愛が強いプレイヤーが多かったりするようです
祖堅さんの話では、オープンベータ時代のグッズにサインもらうまで『俺は国へ帰らねぇ!』という外国人プレイヤーもいたようです
日本ではまだ若干、ゲーム=悪という考え方がまだ強いことが多くて、それが悔しいとの発言もありました
祖堅さんたちが言うようにゲームは日本の一大産業だと私も思いましたね
FFシリーズやドラクエシリーズも、マリオやゼルダの伝説にポケモン、龍が如くシリーズも日本から飛び出して世界で楽しまれているげーむですからね
最近ではパルワールドも世界で評価されていますよね、私もやっていますw
日本の経済成長度合いはこの数十年給料は上がっていても国としては豊かになっていない状況、国民の生活がよくなっていない現状を考えると正直あまり良いとは言えない
でも海外では日本のゲームやアニメはしっかりと評価されているのを見ていると、日本の産業としても文化としてもいいものなのに国内では正しく評価されていない現状は悲しいなと私自身も思いました
今マンガ業界では赤松先生が参議院議員として活動してくれていますが、こういう人たちはもっと増えてもいいんじゃないかなと思ってしまいましたね
とはいえ、「セクシー田中さん問題」などまだまだ国内でも解決すべき課題は多いのですが…
マンガやアニメ、ゲームはもっと評価されたっていい!!
そんな風に思いますね
それではまた明日お会いしましょうノシ